2017-08

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チャービルさん物語

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今日は実家の猫チャービルさんの事を書こう。


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あーさむいさむい...
湯たんぽ猫いないかしら...





チャービルさんとはワタシが東京の高円寺に住んでいた時に出会いました。
たまたま通りかかった近所の一軒家の庭先でみゃーみゃー鳴いている猫がいる。
その頃のワタシはアニスという気だてのいい女子の白黒ネコと同居をしていて、
彼女のためにも我が家に新メンバーをむかえる計画をしていた所でした。
一緒にいた友人と猫の声のする方を凝視してみても肝心な姿が見えません。
その家にお住まいの方がちょうど窓を開けて軒先で庭の手入れをしていたので、

「お宅の猫さんですか?」と尋ねてみると、
「野良猫なの。連れて帰ってよ」とおっしゃる。

姿をはっきりと見ていないのもかかわらず、すでにそのみゃーみゃーなく猫の運命は決まりました。
うちにおいで!!
友人は「入ります」とことわってから庭の植木の茂みのほうへ歩いて行き、
腰を屈めてゴソゴソと猫を探します。
次の瞬間、腰をピンと伸ばしニコニコして振りかえった友人の片手には、
鷲掴みされてブラブラしながらみゃーみゃー鳴いている、汚れた白い子猫がいました。

よく観察してみると、額の所の数本の毛だけ黒く見えます。
白黒猫?またはあまりにも汚れているので、最初はグレーの毛皮なのかも?と思ったほど。性別は女子。
野良猫だと聞いたけれど、周囲にその猫以外の子猫や母親の姿は見えません。
きっと何かの理由でこの家の宅に連れてこられたのでしょうか。
または本当は野良猫なのではなく、自宅の猫が出産をし、最後に一匹残っていた子猫を
庭に出していただけに過ぎなかったのかもしれません。


出かける用事を取りやめ、すぐに帰宅して猫を洗いました。
グレーかもしれない?と思った毛皮は驚くほど真っ白に。
しかもなんていうかこの子... なんか変わった形の猫。
短毛だけれど長めの毛足、とくに首から上当りがふさふさしているので
顔が目立ってフクロウみたい。
おまけに猫らしい顔つきではなくて、なんだか鼻すじが妙に長く見え、
口のあたりの毛が少なくて唇があるように見えます。

まるで人面猫。

とにかくなんだか普通の猫とはちょっと違う気がする。
家に連れて帰るとさっそくアニスが異変に気が付いて、
「なにそれ、なになにー!?みせてみせて!!」と足元にまとわりついてきました。
この様子なら二匹はすぐに仲良しになれるなと思い、アニスも優しい性格なので
まったく問題ないだろうと安心しましたが、
一通りケアしご対面をさせた瞬間、アニスは子猫の首筋をガブリと噛んだのです。

ぎゃーーー

その時のアニスの年齢は1、2歳だったと思います。
「妹ができたよほらー!!」と差し出して「そうですか」と簡単に受け入れるには幼すぎたのかもしれません。
とにかくアニスが子猫の首を噛んで怪我をさせないだろうか心配で、
動物病院の先生に相談したら、
「それはむしろ仲良くやろうね、の儀式のようなものだから平気でしょう?」
とおっしゃいました。なるほど。どっちがお姉さんか、アニスなりの社会学を子猫に教えていたんだな、
とその時理解できました。




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「アニスちゃんもおじいちゃんもどこにいったのかちら?」
まつげの長ーいチャービルさん。
熟女です。



子猫の名前は『アニス』という香草に関連させて、
『チャービル』と名付けました。
アニスとチャービル。良いじゃないですか!!
奔放で明るい性格のアニスと違い、チャービルはとても怖がりで甘えん坊。
お客さんがくると寝室のベッドの下に隠れて出てきません。
そのかわりワタシとアニスとチャービルだけになる日常生活では、
話し好きでベタベタとしたツンデレ猫です。
暗闇の中では毛の薄い眉毛部分が黒っぽく見えて、
本当に人間のような顔つきになります。
人面猫チャービルさん。
今にも二本足で歩き出して人間の言葉をしゃべりそうです。
後にワタシの作品の『猫又指南』に登場する二本足で歩く猫『白ちゃん』は、
チャービルさんがモデルになったキャラクターです。

その後、高円寺から吉祥寺に引っ越し、何年か二匹と一人で東京生活をした後、
ワタシは仕事を一切辞めてアメリカに行く決心をしたのです。

つづく(かしら?)


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うはうはうは~


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しゅたたーーー!!

20歳超え熟女でもまだまだジャンプ~えいーっ。


__
猫又ニュース

Tシャツの第一回早期オーダー分の発送が終わりました。
5月1日までにお手元に届かない場合はお知らせくださいませ。
GWなので郵送にお時間がかかる可能性がありますのでご了承ください。
こちらで検品をしてプリント不具合が見つかったものは、現在プリント業者様に返品をして
再プリントをお願いしています。
個別にご連絡を差し上げておりますが、5月初旬の発送準備になります。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

二回目の早期オーダーは5/8頃にプリントがあがってまいります。
そこから発送準備にとりかかりますので、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

オンラインオーダーができるように近々整えますので、
こちらのほうもどうぞご贔屓に宜しくお願い申し上げます。




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真夜中のおやつタイム、その他

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真夜中のおやつタイム。なかなかあげないとこの後大暴れ。(ホント)


最近色々あって、というか色々あっても前に進まない状況だったら「無い」に等しいのか?
ブログもツィッターもおろそかになっておりました。
万が一、ブログを楽しみにしている方がいたとしましたら申し訳ありません。
まあ、ツィッターの方は悲しいほどフォロー数が少ないので全然気にしない事にします、ええそうしますとも。

ある白黒猫のハナシ。

実家を出て一人暮らし(正確には友達と一緒ですが)を始め少したった頃、
町田にある東急ハンズの屋上の動物コーナーで、ケージに入れられた白黒ちび猫兄弟姉妹に逢いました。
全部で5、6匹いたと思うがハッキリした事は忘れました。
あまりにも昔の事なのでつい遠い目になってしまいますが。
今ではもう無いと思いますが、その頃はそこの動物コーナーには「里親募集」というものがありました。
あたらしいお家を探している子猫たちがケージの中でみーみーと言いながら誰かにもらわれて行くのを待っているのです。ワタシが東急ハンズに言った理由は忘れましたが、猫見たさにふらっと屋上に上がったのは間違いありません。
その白黒ちび猫たちについて一枚の紙が貼られています。

5/13生まれ、
生後二ヶ月
今までの飼育代500円をお支払いいただければ里親になれます。

ケージ中をのぞけばわらわらとちび猫が動いています。
素敵なハチワレ白黒猫でいっぱいで鼻血寸前です。
500円を渡せばこの猫をもらえるの?
そう思ったらすぐにお財布を取り出して猫をさらって行きたい衝動に駆られます。

が~、そこでワタシも考える。

実家では中学三年からずっと猫と生活をしていたので、猫無しの生活に味気なさを感じていた時でしたが、ルームメイトもいるし、これからずっと一緒に生活していくワケなので、生半可な気持ちで動物をもらうことはできないのではないだろうか?と。
その頃、オーストラリアにワーキングホリデーの旅に出るのがワタシのささやかな目標だったので、猫を飼うという事は非常に難しい選択になりました。

「自分はいい大人のくせに、衝動的に猫の里親になっていいものなのか?」
と同行していた人に訪ねてみた所、
「”いい大人”だから良いんだよ」
と心強い助言が。
ははは。確かに”いい大人”でないとできない行動。
子供の頃は野良猫を拾って布団の中でカクマッタ事がありましたが、
すぐに母親に見つかって、叱られて、泣きながらもといた場所に連れていった思い出が…。
ワタシはもう成人をした立派な(?)大人。だれにも文句は言わせません~!!

心が決まったら猫を選ばなくてはいけない作業が残されました。
どの子もかわいい。どの子も連れて帰りたい。でもさすがに全部は”いい大人”でも難しい。
「あ、あれ」と心で思っていっぴきを抱き上げる。
顔をみると鼻くそのような模様と半分ほど黒い模様が入った、ハチワレ白黒女子。

というわけで、一匹の猫のママになるごとく、その日に出会って連れて帰った猫は
後に「アニス」というハーブなお名前を付けられ、その後も何度か東京都内を引っ越し、途中で妹もできて長い猫生を歩む事になったのです。

つづく(かな?)

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雪男、獲物を捕らえる。目が怖いよ!!(真夜中だし)


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Author:くまくら珠美
くまくら珠美
漫画を描いたり、絵を描いたり、モノを作ったり色々。
tammy68am@hotmail.com

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